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 水中写真の世界でいま、「ライトトラップ」という撮影法がブームになっている。日没後の海中で強力なライトを点灯させ、プランクトンと共に集まってくる深海魚などの仔魚(しぎょ)、幼魚、イカ・タコの幼体、エビ・カニの幼生などといった浮遊生物を撮影する手法だ。静岡県西伊豆町在住の堀口和重さん(32)も、ライトトラップが盛んな沼津市西浦大瀬の大瀬崎で撮影を続けている。

 深海魚のリュウグウノツカイやユキフリソデウオなども、卵から孵化(ふか)したばかりの仔魚や幼魚の時は海面近くを漂いながらプランクトンを餌に成長する。多くは透明で体も小さく、昼間見つけることは難しい。夜間は、ライトに照らされた体が海の闇に浮き上がり、その美しい姿をとらえることができる。(岡田和彦)