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 第31期竜王戦で駒が使われた山梨県都留市の駒師、遠藤正己さん(66)=雅号「寉峯(かくほう)」=が28日、自作の将棋駒「薩摩黄楊孔雀杢(さつまつげくじゃくもく)」(巻菱湖書)を市に寄贈した。市は来年1月末まで「道の駅つる」に、その後はミュージアム都留にそれぞれ展示する。

 遠藤さんが市役所を訪れ、駒セットを堀内富久市長に手渡した。「これを持ったら将棋が上手になりそう」と話す市長に、遠藤さんは「市に貢献できてうれしい」と応じた。

 遠藤さんは59歳から駒を作り始め、わずか7年で、11月に茨城県の鹿島神宮であった第31期竜王戦第3局で自作の駒が使われた。羽生善治竜王と広瀬章人八段の対局を目の当たりにし、「とても身の引き締まる思いだった」と振り返る遠藤さん。駒作りにかける思いを「常に前進。これでいいと思ったら終わり」と表現した。

 市は、年20セットほどしか作…

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