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 救急搬送の迅速化につなげようと、名古屋市消防局は人工知能(AI)を活用した需要予測モデルの実証実験を始める。総務省消防庁と連携した全国初の取り組み。将来的には予測に応じて救急隊を配置し、現場に到着するまでの時間短縮につなげたい考えだ。

 実証実験は12月中旬から実施。市が過去9年分の出動データを消防庁に提供し、気温や季節、曜日などの情報を加えたうえで、AIがどの地域で出動が多くなりそうかを予測する。いずれはインフルエンザの流行情報なども反映させたいとしている。

 実験では、パソコンやタブレット端末の画面に、市内を細かく分割したマップを表示し、予測結果を濃淡で分かりやすく示す。実験期間中、防災指令センターや救急車内でこのマップを見ることができるが、実際に救急隊の配置を変更するのは先になるという。

 市消防局によると、市内の救急…

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