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 ノロノロ運転の車を抜かしたい。急に割り込まれて腹が立った――。少しの怒りが重大事故を招きかねない。なぜ運転中に怒りを覚えるのか。加害者にならないためには、どうすればいいのか。神奈川県大井町の東名高速で「あおり運転」をされたワゴン車の夫婦が死亡した事故で、自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致死傷)などの罪で起訴された被告の裁判員裁判が12月3日から始まるのを前に、日本アンガーマネジメント協会の安藤俊介代表理事(46)に聞いた。

 同協会は今年5月、運転中の怒りに関するアンケートを実施した。20~60代の男女計420人が、回答。「運転をしていてイライラしたことがありますか」との問いに、90%以上が「ある」と答えた。

 「運転中にどんな行動を起こしたか、または、起こしたくなるか」という質問で、29・8%が「悪態をついてしまう、または、つきたくなる」を選んだ。さらに21・4%が「必要以上にスピードを出してしまう、または、出したくなる」、14%が「前の車をあおってしまう、または、あおりたくなる」を挙げた。

 運転中になぜ怒りが募り、攻撃的になってしまうのか。安藤さんは、「車はナンバーから個人が特定しづらく、匿名性が高いためだ」と指摘する。だからこそ、「(あおり運転の加害者には)年齢、男女関係なく、誰もがなり得る」という。

 特に、普段から怒りをためやすい人や急いでいる人は攻撃的になりやすい。また、「高い車に乗っているから、自分は偉い」などと、車の価値を自分に投影している人も怒りを覚えやすい。クラクションを鳴らされるなどした際に、「自分の人格を否定された」と捉えてしまい、怒りにつながるという。他にも、「車の運転技術が平均以上だ」と感じている人も、注意が必要だ。

 では、どうすれば怒りを抑えら…

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