レバノン大使、ゴーン氏は「すべて無実」 拘置所で接見

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 日産自動車の会長だったカルロス・ゴーン容疑者(64)が育った国、レバノンの駐日大使らが28日、ゴーン前会長が勾留されている東京拘置所東京都葛飾区)を訪れた。ゴーン前会長と接見後、「全てにおいて無実だ」と報道陣に主張した。前会長の健康状態などについては「とても良い」と説明した。

 ゴーン前会長の両親はレバノン人。レバノン外務省は、声明で「海外で成功したレバノン人を代表する一人」と前会長を称賛している。

 ゴーン前会長は側近の前代表取締役グレッグ・ケリー容疑者(62)と共謀し、2010~14年度の5年間の役員報酬について、実際は約100億円だったのに有価証券報告書に約50億円と虚偽記載したとする金融商品取引法違反の疑いで、19日に逮捕された。

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