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 松竹の創業地とされる京都市中京区の新京極通に、東急不動産ホールディングス系のホテル「東急ステイ京都新京極通」が来月7日、オープンする。松竹が建設したビルに入居する形で、同社の歴史が感じられる工夫が様々に凝らされている。

 東急ステイは、松竹が10月に完成させた「京都松竹阪井座ビル」(地上9階建て)の2階から9階に入り、3階から上を客室とする。同ビルはすだれをモチーフにした和風の外観で、フロント近くには歌舞伎役者が舞台で着る衣装も随時、展示するという。

 また、ビルの周辺では、11月に再開場した南座(同市東山区)の屋根ふき替えの際、撤去した瓦の一部を地面に埋め込んだ。

 この地には明治期に芝居小屋「阪井座」があり、松竹の創業者・大谷竹次郎が興行主だったことから、ここが松竹の創業地とされる。その後は映画館などとして使われたが、3年前から松竹が建物の解体、建て替えを進めていた。(佐藤秀男)