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 東京都内の公立学校で、エアコン付き体育館が急増しそうだ。都教育委員会のまとめでは、エアコンのある体育館は全体の9%で、33区市町村はゼロという現状だが、猛暑対策として都が新たな費用補助の案を決めた。災害時の避難所となる場合も多いため、自治体は設置を急ぐ。

 「猛烈な暑さで子供の健康が損なわれることのないよう、環境整備をしっかりと進めたい」。小池百合子知事は11月16日の記者会見で、エアコン設置を急ぐ方針を示した。2021年度までに外郭団体を通じて538棟分のエアコン設置費を区市町村に補助する考え。この経費約81億円を計上した今年度補正予算案を、都議会に出した。

 都教委によると、公立小中学校の体育館2115棟(武道場など含む)のうちエアコンがあるのは195棟(9・2%)で、全校設置は中央区、文京区、福生市のみ。普通教室は都内全校の全室で設置済みだが、猛暑だった今夏、「エアコンのない体育館では終業式を避けて」と異例の通知を出す事態になったこともあり、体育館でも設置を進めることとした。確実に進むよう、区市町村の設置計画を調べて予算規模を決めたという。

 補助は、断熱措置や電源整備な…

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