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 信号機のない横断歩道での「歩行者優先」を徹底しようと、山梨県警が22~28日の1週間に初めて本格的な取り締まりをしたところ、横断歩道に歩行者がいるのに一時停止しないなどの「横断歩行者等妨害違反」の検挙数が98件に上った。県警は交通ルールが守られていないとして啓発や取り締まりを強化する。

 道路横断中にはねられる事故が後を絶たず、被害者は高齢者が大半を占めるなど深刻な実態があるため、県警は横断歩道の利用者が多くなる通勤・通学時間帯を中心に集中的な取り締まりをした。

 道交法は、歩行者がいれば横断歩道の直前で停止できる速度で進行し、横断中は一時停止しなければならないと明記する。しかし、「歩行者優先」のルールが守られていないことが明らかになり、今回の取り締まり期間中も横断歩道を歩いていた16歳の少年が事故に遭い、けがをしたという。(市川由佳子)