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 山梨県北杜市は29日、老朽化で倒壊の恐れがある空き家について、空き家対策特別措置法による略式代執行で取り壊しを始めた。同法に基づく空き家の撤去は県内初で、この日は甲府市でも同様の取り壊しが始まった。

 北杜市まちづくり推進課によると、空き家は同市武川町三吹にあり、木造2階建ての母屋と倉庫など4棟で延べ約330平方メートル。昭和初期の建築とみられ、屋根の一部が崩落するなど腐朽が進んでいる。所有者が4年ほど前に死亡し、相続放棄で所有者がいない状態となっていた。

 市は昨年11月、保安や衛生上の問題がある「特定空き家」に認定。「周辺の生活環境に重大な影響があり放置できない」として、行政の負担で取り壊す略式代執行を決めた。撤去は来年1月末までかかる見通しで費用は約830万円。

 市は現在12件を特定空き家に…

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