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 東京地検の久木元(くきもと)伸・次席検事は29日の定例会見で、日産自動車の会長だったカルロス・ゴーン容疑者(64)の勾留について「裁判所の令状に基づいて行っており、何ら問題はない」と述べた。海外メディアでは「長期勾留」という批判が出ているが、久木元氏は「それぞれの国の歴史と文化があって制度がある。他国の制度が違うからといってすぐに批判するのはいかがなものか」と反論した。

 ゴーン前会長は、約50億円の役員報酬を開示しなかったとして逮捕された。海外メディアの報道について問われた久木元氏は「決して無用に、必要もないのに長期間の勾留を続けたい意図はない」と強調した。

 また、ゴーン前会長と前代表取締役グレッグ・ケリー容疑者(62)の取り調べは録音・録画(可視化)し、いずれも英語の通訳で行っていることも明らかにした。