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 オランダ・アムステルダムで29日に開かれた仏ルノー、日産自動車、三菱自動車の3社のトップによる会談が終わった。出席した日産の西川(さいかわ)広人社長兼CEO(最高経営責任者)は同日夜、記者団に対し「3人の方向性は完全に一致している。いろんな会議体も我々3人で共同でリードしていく」と述べ、今後は3社連合を合議で運営していくことをトップ会談で確認したことを明らかにした。

 三菱自の益子修会長兼CEOも同日夜、記者団に対し、「アライアンス(提携)の必要性を確認し、今後も今の関係を続けていくと確認した。3社のCEOが協力してリードしていくという話をした」と述べた。

 益子氏によると、3社のトップ会談は1時間ほどで終了し、日産前会長のカルロス・ゴーン容疑者の金融商品取引法違反事件には一切触れなかったという。

 ゴーン前会長が逮捕されて以降、3社のトップが会談を開くのは初めて。会談は3社による定例協議の中で開かれ、トップ会談の後に実務者協議もあった。実務者協議は30日も続く見通しだ。

 トップ会談はテレビ会議でオランダと日本をつなぐ形で開かれ、西川、益子両氏とルノーのCEO暫定代行に就いたティエリー・ボロレ氏が参加した。