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 燐寸(マッチ)の棒の燃焼にも似た生命――。15歳で吐いた川柳のとおり、戦時治安体制にあらがって29歳で命を落とした川柳作家、鶴彬(つるあきら)(1909~38)が、劇団きづがわ(大阪市大正区)の12月舞台でよみがえる。

 「おもろいようでおもろない」。演出の林田時夫さん(74)=大正区=の指摘が稽古場の空気に突きささる。場面は、1926年の大阪。町工場で働く17歳の鶴が、男の口車にのせられてアンパンを差しだす場面だ。

 「鶴はユーモアの心も忘れなかった。それを劇化したい」と林田さん。目的を果たすためにはなりふり構わず他者をねじふせる現政権の手法に、少しでもあらがいたいという思いもあった。

 石川県高松町(現かほく市)で…

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