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 北野天満宮(京都市上京区)の境内にある「もみじ苑」で、紅葉が見ごろを迎えた。もみじ苑には豊臣秀吉が築いた土塁「御土居(おどい)」の一部が約700メートルにわたって残り、周囲に植えられたイロハモミジなど約350本の木々が色づいている。

 御土居の高さは約10メートル。「モミジを上からも下からも楽しんでもらえるのが、もみじ苑の特徴」と権禰宜(ごんねぎ)の東川楠彦(くすひこ)さん(35)は話す。もみじ苑の入り口が御土居の上部にあるため、視界いっぱいに広がる赤やオレンジの葉を見下ろせる。階段を下りると、御土居に沿って流れる紙屋川に、朱塗りの鶯(うぐいす)橋が紅葉に溶け込むようにかかっていた。

 木漏れ日に照らされると、鶯橋とモミジが鮮やかさを増した。「きれい!」「これはいい!」との声があちこちから聞こえてきた。

 「もみじ苑」の公開は12月9日まで、午前9時~午後8時。期間中は見ごろが続くという。日没後にはライトアップがある。大人800円、小学生400円。(高橋豪)