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 お歳暮や年始の贈答品として人気の枯露(ころ)柿づくりが、仕上げの平干し作業に入っている。山梨県甲州市勝沼町小佐手の内田フルーツ農園では、道路際の広場ですのこの上に並べ、女性たちが手もみしている。

 形を整え、水分を抜く作業。ずらりと並んだ枯露柿は壮観で、行き交う車が速度を緩め、眺めている。同園によると、原料の甲州百目柿は6年連続の豊作。園主の内田秀一さん(62)は「昨年より多い10トンの柿を収穫しました」。

 気がかりは季節外れの高温。カビないように扇風機8台を夜間も回している。1週間ほど平干しの後、いくつかの工程を経て白い粉がふいたら完成だ。初出荷は10日の予定。(河合博司)