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 神奈川県の東名高速で昨年6月に起きたあおり運転事故に絡む名誉毀損(きそん)事件で、書類送検された男性らが不起訴になったのは不当として、被害者の建設会社「石橋建設工業」(北九州市)が、小倉検察審査会に審査を申し立てたことが30日、代理人弁護士への取材でわかった。22日付。

 福岡県警は今年6月、ネット上にデマを書き込んだとして、男性11人を名誉毀損容疑で書類送検。しかし、福岡地検小倉支部は8月末、「ネット上の投稿内容をコピーし、掲示板に投稿したに過ぎない」などとして、全員を不起訴処分とした。

 代理人弁護士によると、申し立ての対象は、すでに死亡している男性と、謝罪した男性を除く9人。申立書では、デマの投稿について「会社の社会的評価を大きく低下させ、拡散する危険性が大きい」と指摘。「起訴相当」の議決を求めている。(島崎周)