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 9人が死亡した中央道笹子トンネルの天井板崩落事故から2日で6年。悲しみをあらたにした人、心境が変化した人……。それぞれの思いとともに、遺族らは山梨県大月市の現場などで祈りをささげた。

 都留市で開かれた慰霊式には、遺族や中日本高速道路(名古屋市)の社員ら約160人が参列。遺族代表の一人として、事故で亡くなった石川友梨さん(当時28)の姉・由佳さんが「現場に立つと、あの子がここで死んでいったんだと思い知らされる」と語った。「事故後、中日本高速でなければ会社自体が存在していない(だろうから)現場で献花できるありがたさと、なぜ会社が存続しているのかという複雑な気持ち」とも吐露した。

 長女の松本玲さん(当時28)を亡くした父・邦夫さんは式後、「6年たったんだなあという思い。生きていたら30代半ば。仕事もして子どもも生まれていたりしたかなと考えてしまう」と悲しみをあらたにした。

 「年数がたつほど悲しみ、つら…

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