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 今月11日、屋久島は世界遺産の登録から25周年を迎える。林業の衰退で産業の柱を失っていた島にとって、遺産登録は「観光の島」へと生まれ変わる好機に。だが、急増した観光客で山の環境が荒らされるなど、課題は今も続く。半世紀前、島の国有林で続く大伐採の反対運動を始め、後に世界遺産となる森を守った「屋久島を守る会」の代表だった兵頭昌明さん(77)に、屋久島の将来像を聞いた。

 ――登録から25年です

 世界遺産の島づくりという「宿題」を背負った四半世紀でした。国や県の主導で登録が決まり、多くの島民はカヤの外でした。何の対策も講じないまま、大勢の観光客が山に登るようになり、縄文杉の根が踏み荒らされ、し尿で水源が汚されるなど山の環境は悪化しました。「棚からぼた餅」で観光地になったため、多様な島の魅力を見直す準備ができず、縄文杉への一極集中を招いたのです。

 ――多様な島の魅…

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