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 慶大野球部の一員として練習に参加してきた長期療養中の少年が、5カ月間の活動を終えて「卒団」した。最後の練習日となった1日の紅白戦では「ホームラン」も放つなど投打にわたって活躍。修了式のあとには部員たちから胴上げされ、笑顔だった。

 少年は、横浜市の中学1年生、岩田遼さん(12)。成長軟骨に異常がある小児慢性特定疾患で、半年間の入院を経て現在も治療を続けている。入院生活が始まった小学5年の夏、プロ野球中継をみて「野球が大好き」になったという。だが学校の野球部に入って毎日活動するのは難しかった。

素振りや投球練習は欠かさず

 スポーツを通じて長期療養児らを支援するNPO法人「Being ALIVE Japan(ビーイング・アライブ・ジャパン)」が、慶大との縁を取り持った。マッチング事業に学生チームが参加する初めてのケースとして、東京六大学秋季リーグ戦の開幕を約1カ月後に控えた今年8月に入団した。

 練習参加は月1回のペースだったが、「1回終わると、次はどんな練習をやるのかなとずっと楽しみで家で毎日練習した。素振り20本や投球練習は欠かさず続けました」と岩田さん。

 その成果をまずみせたのが、10月27日の早慶戦。始球式を務め、ワンバウンドながら力のある球を投げてスタンドを沸かせた。

 打撃の進歩は、最終日に存分に示された。外野に置かれたコーンより遠くに飛ばせば本塁打、などの特別ルールで行われた紅白戦。入団時に目標に掲げた「ホームランを打つこと」を序盤で果たすと、その後もヒットを連発した。

 「上手な打ち方を教えてもらえたから打てた」と、まず部員たちへの感謝を口にした岩田さんは「技術だけでなく、練習中や試合中の互いの声かけなど、勝つために必要な団結力の大切さも学べました。大好きな野球に、この先も関わり続けたい」とも話した。

■慶大選手に…

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