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災害考古学 第2部:4

 自然災害を引き起こす降水量や気温の変化を1年単位で復元できれば、気候変動と歴史との関係や、人々がどう対応してきたのかも分かるのではないか――。

 そんな可能性を探るため、総合地球環境学研究所(京都市)の中塚武教授(古気候学)らが、樹木の年輪から約2600年にわたる降水量の変化を調べている。

 中塚さんによれば、年輪にはわずかに重さが異なる3種類の酸素同位体があり、夏の降水量によって含まれる同位体の比率が変わってくる。この性質を使って近畿や東海などの遺跡で出土した木材や埋没木など、時代の異なる約70個の木材の酸素同位体比を調査したところ、約2600年前までの夏の降水量を1年単位で復元し、これに東アジアの気温の変化を調べた研究と組み合わせて日本での気候変動の流れをみることが可能となった。

 このデータは木材の年代を決め…

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