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 神奈川県秦野市の障害児施設「弘済学園」の作品展「わたしたちが創る展」(朝日新聞厚生文化事業団など後援)が3日、JR東京駅で始まった。知的障害や自閉症の利用者が作った、木彫りや織物などの作品を展示、即売する。5日まで。

 会場では、俳優の舘ひろしさんがセレクトした、利用者が描いた絵のプリントTシャツも販売。同展の応援に毎年駆けつけている舘さんはオープニングで「すばらしい絵がいっぱいあってなかなか選べない。描いているときの思いが、人に伝わるものなんだなと感じました」とあいさつした。

 弘済学園の作品展はかつて「ぼくにもできる展」といった。高橋潔園長はこの日のあいさつで、舘さんから「卑下しなくてもいいんじゃないか」と言われたことを紹介。2008年から現在の名前に変えたことを明かした。

 高橋園長は「(開始当初は)偏見が激しい時代で、本当に障害者が作ったのかと言われた。僕にもできるという、強烈な社会的アピールだった。いまは『わたしたちが創る』という力強いメッセージを込めている」と語った。

 会場では、利用者が作った木彫や織物製品、シクラメンの鉢植えなどを販売している。舘さんが絵を選んだTシャツは2300円。JR東京駅丸の内地下南「動輪の広場」で、午前11時~午後7時半。(太田泉生)