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 阿寒湖(北海道釧路市)のチュウルイ島に展示されていたマリモが3日、観光シーズンの終了にあわせて湖に移され、来春までの「冬ごもり」に入った。

 現在、特別天然記念物のマリモを観察できるのは、観光会社が運営するチュウルイ島のマリモ展示観察センターと、湖岸にある阿寒湖畔エコミュージアムセンターだけ。

 毎年、11月末で観察センターが冬季休館し、島へ渡る遊覧船も運航休止になるため、島のマリモを湖に移している。

 この日は、観光会社の担当者が、水槽から大小111個のマリモを慎重に取り出してかごに移し、桟橋近くの浅瀬に沈めた。

 マリモは、阿寒湖水開きがある来年4月末に引き上げられる。それまでは、水深2~3メートルの水中でしばしの眠りにつく。(宮永敏明)