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 トランプ米大統領は3日、米中ロ間での軍縮について、「将来のある時点で、制御不能になっている軍拡競争について意義ある協議が始まると確信している」とツイートした。トランプ氏はこれまで、米ロ間の核軍縮条約に縛られずに兵器開発をする中国に対し、不満を明確に表明している。協議への言及は中国を交渉に巻き込みたいとの意向をにじませたものとみられるが、実現は不透明だ。

 トランプ氏は具体的には言及していないが、今回のツイートは、米国が今年10月に離脱を表明した米ロ間の中距離核戦力(INF)全廃条約を踏まえたものだとみられる。離脱の背景には、米国が主張するロシアの条約違反に加え、条約を締結していないため制約を受けずに核戦力の増強を続ける中国を牽制(けんせい)する狙いがあった。

 トランプ氏自身、離脱表明に際して「ロシアと中国が(INF全廃条約で禁止された)兵器開発をするならば、我々は合意の順守を受け入れられない」と語っている。

 トランプ氏はツイートで、「今年(の米国の国防費)は7160億ドル(約80兆円)に上る。馬鹿げている!」ともつづり、軍縮による支出削減の必要性も示唆した。

 中国の習近平(シーチンピン)…

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