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 山陰地方に伝わる民話やわらべ歌に、語り部たちの肉声も収めた電子書籍「島根・鳥取の民話とわらべ歌」(22世紀アート)が出版された。松江市の民話研究者、酒井董美(ただよし)さん(83)がまとめたもので、「貴重な方言や語り口調などを聞くことができる。多くの人に素朴な語りを聞いてほしい」と話している。

 同書は2010年に出版した紙の本「さんいんの民話とわらべ歌」(ハーベスト出版)に、音声を付けて電子書籍化したもので、島根と鳥取の民話とわらべ歌を18本ずつ計36本収録している。音声は、酒井さんが60年近く前から集落を訪ね歩いて、地元の語り手から録音したテープをデジタル化して音源にした。

 税込み千円。通販サイト「アマゾン」などで購入できる。(市野塊)