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 中東のカタールが3日に産油国でつくる石油輸出国機構(OPEC)からの脱退を発表した背景に、OPECの盟主サウジアラビアとの対立があるとの見方が出ている。表向きは世界最大の輸出量を誇る液化天然ガス事業に注力するためとの経済的理由を示しているが、昨年6月の断交後、対立解消のめどが立たないサウジの影響力を弱める狙いがあるとみられている。

 3日に会見したカタールのカアビ・エネルギー担当相は「政治的なことは関係ない」と断言。あくまで天然ガス事業の拡大を脱退の理由に挙げた。カタールの産油量はOPEC全体の2%ほどで、原油市場への影響は大きくないとみられるが、湾岸産油国の結束の象徴だったOPECからのカタールの脱退は、その求心力の低下につながる。

 カタールは秋田県ほどの面積だ…

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