【動画】ジビエ料理の店を開いた猟師の清水潤子さんが作る「カラスのアヒージョ」=臼井昭仁撮影
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 愛知県豊田市の山間地で、女性猟師が営むジビエ料理店が1周年を迎えた。ここで提供されるのは鹿やイノシシだけでなく、カラス、アライグマ、ヌートリア……。農作物を荒らすとして駆除される鳥獣を活用したいという思いに理解が広がり、客足は順調だという。

 築約150年の古民家を利用した「山里カフェMui(ムイ)」(豊田市北小田町)。12月のメニューは「鹿のソースカツ丼」(税込み千円)や、イノシシのハンバーグと鹿のカツ、グラタンを組み合わせたジビエプレート(同1300円)。在庫次第で、カラスのアヒージョ(同600円)やアライグマのモモ焼き(同千円)、ヌートリア丼(同)を追加したり、入れ替えたりできる。

 店主の清水潤子さん(47)は5年前、稲作体験で訪れた豊田市足助地区の人たちが獣害に悩まされていることを知った。散弾銃などを使える第1種の狩猟免許を取り、猟友会に入って有害鳥獣の駆除に加わるようになった。だが駆除した動物の大半は土に埋められていた。「命を奪う以上、無駄なく利用したい」。調理師免許を持っていたこともあり、当時暮らしていた刈谷市から移り住んで店を開いた。

 仕留めた鳥獣は、片っ端から食べてみた。泥臭かったり苦かったりしたカワウとムクドリ、タヌキ、一部のウミガモを除き、ほとんどを食材にした。「血抜きや内臓の取り出しなどの下処理を手早くきちんとすれば、おいしく食べられます」と清水さん。カラスなどは街中のごみをあさる姿がイメージされるが、利用するのは山間部の鳥獣に限っている。

カラスやアライグマを使ったジビエ料理のお味は果たして……。記事後半には実際に食べてみた記者の実食リポートもあります。

 店の1番人気はイノシシと鹿だ…

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