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「認知症は大変だ」って、あおりすぎでは 専門医の苦言 認知症は、いまの治療技術では治すことが難しいとされています。では、認知症の人たちに対して医療ができることは何なのか。日本老年精神医学会の副理事長などを務め、認知症の診療に長く携わってきた東京都立松沢病院長の斎藤正彦さんに聞きました。斎藤さんがまず語ったのは、マスコミなどによる認知症のとらえ方への批判でした。

 ――認知症の人が増え続けています

 厚生労働省の研究班が、2012年時点の患者数を462万人などと発表したことがきっかけとなり、認知症の人の数が大きな注目を集めるようになりました。

 ただ、社会の高齢化が進めば、アルツハイマー病や血管性認知症などの人が増えるのは当然のこと。昔は、90歳を超えて認知機能が少しは落ちていても、さして困らずに家族と一緒に暮らすのは珍しくなかった。「おばあちゃんが家にいてくれるから」といって、安心して子どもを任せて働きに出られることだってある。認知機能が下がっても、そういう形で社会に役立っている人だっているわけです。

 そういう人たちも全部一緒くた…

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