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 中央アルプスで約50年前に絶滅したとされる国の特別天然記念物・ライチョウが、木曽駒ケ岳(2956メートル)周辺で生存していることがわかった。環境省信越自然環境事務所と長野県が、「11月に2回、登山者の写真撮影でメス1羽が確認された」と発表した。来年1月のライチョウ保護増殖検討会(東京都)で、今後の保護対策について話し合う。

 同事務所によると、12月3日に登山者2人からライチョウの写真が提供された。1件目は11月4日午前7時ごろ、川崎市の中田昌宏さん(47)が、木曽駒ケ岳山頂近くの中岳でライチョウの写真を撮影。中田さんは「今後の保護活動に役立てば、という思いで情報提供した」という。

 同25日午前11時半ごろには、愛知県豊田市の安藤亮さん(28)が、木曽駒ケ岳山頂直下の登山道付近で目撃し、写真を撮った。2人が撮影したライチョウは、いずれも白い冬羽に換羽していた。安藤さんは「今回のライチョウ発見によって、若者が登山や山岳会に興味をもってくれたらいいなと思う」と話す。

 中央アルプスでは1969年以…

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