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 栃木県塩谷町で正月用のしめ縄の出荷が最盛期を迎えている。JAしおのや塩谷地区センターには連日、農家の人たちが自ら編んだしめ縄を運び込み、大型トラックで県内や関東地方に出荷されている。

 同町を中心とする農家でつくる「JAしおのや〆縄(しめなわ)部会」は会員26人で、今年で設立45年目を迎える。地域に伝わる特産のしめ縄は、夏場に刈り取った稲わらを乾燥機で乾かし、出荷の時期に合わせて編む。5日は午前8時半から、長さが3~4メートルもある神棚に飾るものなど200種類のしめ縄が次々と運び込まれた。

 しめ縄作り40年のベテラン、田代ツヤ子さん(81)は「しっかりとした良いものができた」と表情も明るい。同センター職員の板橋甫真(としまさ)さん(31)は「しめ縄の出荷が最盛期を迎えると、師走が来たと実感します」と話していた。(梶山天)