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 日本酒が苦手。そもそも飲んだことも無い――。そんな若者を日本酒ファンにしようと、大手酒造会社、白鶴酒造(神戸市)の若手社員らが新商品を開発した。その名も「別鶴(べっかく)」。日本酒っぽくない「別格」の香りと味わいが特徴だ。

 新商品の開発は、若手社員が経営陣に提案。研究や営業部門の8人でチームをつくり、2016年12月にスタートした。日本酒の生産量は右肩下がりで、特に若者の日本酒離れは深刻だ。「日本酒を飲まない若者に買ってもらうには」「日本酒好きにも驚きを与えたい」などと議論を重ね、開発に取り組んだ。

 白鶴酒造は、酒米の発酵を促す独自酵母を、400種類以上保存している。このうち、過去の商品で使っていない3種類を選抜した。さらに、できあがった酒の一部を杉だるで短期間貯蔵して、香りを付けた。

 その結果、ハーブのような香りと、酸味が特徴の日本酒など、今までにない酒が3種類、完成した。

 開発に携わった商品開発本部の佐田尚隆さんは「友人とのパーティーに持って行くのにおすすめ」。

 インターネットを介して支援者を募るクラウドファンディングの仕組みを使い、先行予約を受け付けている(https://www.makuake.com/project/hakutsuru/別ウインドウで開きます)。例えば2500円を支払うと、来年4月に3種類のうち1本(720ミリリットル)が届く。申し込みは来年3月6日まで。その後、6月ごろから白鶴のオンラインショップなどで、1本2500円(税抜き)で販売する予定だ。(金井和之)