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 春に丘一面を淡い青色に染める国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市馬渡)のネモフィラの種まきが、今年も行われた。太平洋に面し、海と空に溶け合う青い丘には、戦争の記憶を刻んだ場所を「空」に近づけたいという願いがあった。

 4日、エプロンに長靴姿の数人が一列になり、腰を低くして種をまいた。3・5ヘクタールの丘にまんべんなく花を咲かせるため、約20センチ間隔で溝を作り種をまく。作業は約60人で約2週間かけて行う。日当たりの違いで成長に差が出るため、種をまく順番は細かく調整。青一色にするため、こまめに雑草を取るなど手入れを続ける。

 昨年度は227万人が来園し、県内屈指の観光スポットになった同公園はかつて、旧陸軍の飛行場だった。戦後は米軍に接収され、1973年までの27年間、空軍の訓練用の対地射爆撃場として使われた。ひたちなか市によると、周辺では米軍機による模擬爆弾の誤投下など約180件の事故が相次ぎ死者も出た。

 返還後は公園となり、花を植え…

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