【動画】朝霧の中から姿を現す山の集落=依光隆明撮影
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 雨上がりの太陽が峡谷を照らした5日朝、斜面にへばりつく山の集落が朝霧の中から姿を現した。

 「日本のチロル」とも形容される飯田市・遠山郷の下栗の里。標高800~1千メートルに約50戸が寄り添っている。最大斜度は実に38度。都会人から見るとさぞかし不便に見えるだろうが、「せかせかした都会の生活よりずっといい。のんびりしてるし」と軽トラの男性。「静岡に近いでな、日当たりがよくてあったかいよ。それに水がいい」

 「俺? 87歳だ」と元気いっぱい。「戦争中のことも覚えてるよ。ここには名古屋、東京、大阪から都会の人が疎開してきた」

 この日のように、夜明けととも…

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