【動画】内浦湾に沈む海底ハウスの関連施設=岡田和彦撮影
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 静岡県沼津市の内浦湾に1970年代にあった海底ハウスの関連施設とみられる建物が、ハウス跡近くの海底で見つかった。長い年月を経て、今では魚たちのすみかになっている。

 内浦漁業協同組合と水族館「伊豆・三津シーパラダイス」の協力で同市内浦長浜の水族館沖を調査。岸から約100メートル、水深8メートルのハウス跡から更に約30メートル沖合、水深17メートルの海底に鉄製とみられる建物があった。

 広さが56平方メートルあったというハウスに比べると小さく、所在が分かっていないハウスの上部とは違うようだ。陸上からハウスに空気を送っていた施設ではないかと思われる。

 表面は大きく育ったウミトサカやキサンゴなどで彩られている。中に入ってみるとクロホシイシモチが群れ、メバルやイシダイなどもいた。南洋種のハタタテダイも美しいヒレをなびかせて泳いでおり、魚たちにとっては格好の隠れ家になっているようだ。(文・岡田和彦 写真・堀口和重氏)

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