[PR]

 国連総会(193カ国)は5日の本会議で、日本が25年連続で提出した核兵器廃絶決議案を賛成162カ国、反対4カ国、棄権23カ国で採択した。ただ、昨年採択された核兵器禁止条約に昨年に続いて言及しなかったことなどから、同条約の主な推進国が棄権。核保有国の米国やフランスも棄権に回った。

 日本は「唯一の戦争被爆国」として、核保有国と非保有国の「橋渡し役」を自任してきたが、どちらからも支持を取りこぼす結果となった。

 昨年の賛成国は、日本が核禁条約に言及しなかったことなどにより、前年比11カ国少ない156カ国。今年は、昨年から6カ国増えた。採決では、オーストリアやブラジル、コスタリカ、ニュージーランド、南アフリカなど核禁条約の推進国が棄権した。反対は昨年と同じ、中国、北朝鮮、ロシア、シリアだった。

 決議案を協議した先月の総会第…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら