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 師走に入り、寒さが厳しくなる中、鉄道利用者に温まってもらおうと、ボランティア団体「りんてつ応援団」が、鹿島臨海鉄道大洗駅(茨城県大洗町桜道)に手作りの座布団50枚を贈った。さっそく待合室や通路のベンチにふかふかの座布団が置かれ、利用客からは「身も心も温まる」と好評だった。

 座布団は赤い花柄や緑のチェック柄など明るい色みでたくさんの綿が入っており、厚さは5センチ超。メンバーが10月から週に1度集まり、ミシンで作った。

 りんてつ応援団は2013年、同鉄道を盛り上げようと同町の石田久枝さん(71)らが呼びかけて発足し、現在男女64人で活動する。「冷たいところに座るのはかわいそう」と発足時から座布団を贈り始め、今年で6回目。製作費は、同町のゆるキャラ「アライッペ」のぬいぐるみを手作りして駅で販売した収益で賄う。石田さんは「お客さんが座っている姿を見るとうれしい。待ち時間に少しでも温まってもらえれば」と話した。(松岡大将)