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 絶滅が心配されている国の特別天然記念物・ニホンライチョウの人工飼育に取り組んでいるいしかわ動物園(石川県能美市徳山町)が今年度中に成鳥2羽(オス、メス)を受け入れ、来春から繁殖に取り組むことが決まった。

 県自然環境課などによると、同園では近縁亜種のスバールバルライチョウの飼育・繁殖に取り組んでおり、今年はニホンライチョウの受精卵三つを受け入れて孵化(ふか)に成功し、3羽とも順調に成育している。こうした取り組みが評価され、成鳥の受け入れにつながったとしている。受け入れる成鳥や移送時期は調整中。ニホンライチョウの人工繁殖は全国のほかの4施設で取り組んでおり、いしかわ動物園が5施設目になるという。(伊藤稔)