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 戦前・戦中の政治犯や思想犯らが収監された旧中野刑務所(旧豊多摩刑務所)の「表門」について、東京都中野区は6日、小学校移転予定地内に現地保存する方針を固めた。歴史的な価値に加え、れんが造りの名建築として残すように区民や専門家から意見が上がっていた。区は都の文化財指定を目指し、公開、活用していく予定だ。

 表門(高さ約9メートル)は1915年完成。建築家後藤慶二の設計で、後藤の唯一の現存作品とされる。刑務所には無政府主義の社会運動家大杉栄やプロレタリア作家小林多喜二が収監されていた。区は門を平和史跡として紹介している。

 区は今後、門と、約1万5600平方メートルの敷地を国から購入し、2023年度に区立平和の森小学校を移す計画だ。区は一部を別の用途に使う予定だったが、そこも学校用地にして校庭の広さを確保。門の保存に必要な土地を最小限にとどめ、耐震補修を行う。

 表門をめぐっては、専門家から…

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