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 米軍岩国基地(山口県)所属の米軍機2機が高知県の室戸岬沖で接触して墜落した事故で、米海兵隊第3海兵遠征軍は6日夜、発見された2人のうち1人の死亡が確認されたと公式ツイッターで発表した。米軍や自衛隊、海上保安庁は、海に投げ出されたとみられる残る5人の捜索を続けた。

 同日午後、朝日新聞社機から現場海域を見た。自衛隊の艦船が3隻、海上保安庁が1隻。小さく旋回したり、止まったりして海上を調べているように見えた。海面に漂う油膜のような帯の付近にはボートのような船も。その上を航空機が低空で横切っていった。

 防衛省によると、事故は6日午前1時40分ごろ発生。2機はFA18戦闘攻撃機(乗員2人)とKC130空中給油機(同5人)で、空中給油訓練などのために岩国基地を離陸した後だった。

 防衛省によると、民間船舶などの被害は確認されていない。現場周辺には、米軍機のものと思われる救命用のボートなどが浮いており、自衛隊などが回収しているという。

 自衛隊トップの河野克俊統合幕僚長は6日の定例会見で、米軍機の事故が相次いでいることについて「事故原因の調査があると思うので、結果を待ちたい」と述べるにとどめた。(嶋田達也、古城博隆)