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 中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・最高財務責任者(CFO)が米国の要請を受けたカナダの捜査当局に逮捕された問題で、ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は6日、全米公共ラジオNPRのインタビューで、孟氏が1日に逮捕されることを「事前に知っていた」と明らかにした。ボルトン氏は同日夕にブエノスアイレスで開かれた米中首脳会談に参加しており、中国側が米国への不信感をさらに強めそうだ。

 ボルトン氏はトランプ米大統領が孟氏の逮捕を事前に知っていたか問われると、「その答えは知らないが、私は事前に知っていた」と述べ、自身が逮捕情報を事前に把握していたことを認めた。さらに、逮捕日とちょうど同じ日に行われたトランプ氏と中国の習近平(シーチンピン)国家主席との首脳会談開催時(開始時刻は米国時間午後3時50分ごろ)に把握していたかと問われたが、明確な答えを避けた。

 ボルトン氏のインタビューが報道された後、ロイター通信は6日、ホワイトハウス高官の話として、トランプ氏は米中首脳会談前に逮捕情報を把握していなかったと伝えた。ただしボルトン氏は米中首脳会談に出席しており、逮捕情報を知りつつ習氏ら中国側に情報開示をしなかった可能性が出てきたことで、中国側が今後の通商協議で態度を硬化させる恐れがある。

 ボルトン氏はまた、「捜査案件…

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