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 巨人も阪神も夏の甲子園も――。野球の応援歌やテーマ曲を数多く作曲した古関裕而(ゆうじ)さん(1909~89年)の野球殿堂入りに、出身地の福島市が取り組んでいる。昨年11月に応援団を立ち上げ、野球殿堂博物館(東京)に推薦書を提出。今月15日にある選考会の発表に期待を寄せている。

 「日本野球を陰で支えてきた人をもっと顕彰しなければいけない」

 日米野球の歴史にも詳しい慶大名誉教授、池井優さん(83)の古関さん殿堂入りを提案するインタビュー記事が昨年8月、地元紙・福島民報に載った。この記事がきっかけになり、市や商工会議所、県高野連など20団体による「野球殿堂入りを実現する会」が11月1日に発足。野球の普及や発展に貢献した人を対象にする「特別表彰」に推薦した。

 古関さんは生涯5千曲以上を作曲した。母校の福島商業を始め、青森山田や取手二など甲子園を沸かせた強豪校の校歌を手がけた。阪神タイガースの「六甲おろし」や読売ジャイアンツの「闘魂こめて」、「紺碧(こんぺき)の空」(早大)や「我ぞ覇者」(慶大)、「紫紺の旗の下に」(明大)など、野球愛は敵味方の垣根を越えた。全国高校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」も古関さんの作だ。

 野球殿堂博物館によると、特別…

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