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 AI(人工知能)を搭載したロボットなどを活用し、駅利用客らの問い合わせに対応するシステムの実証実験が7日、JR山手線の6駅で始まった。実験は約4カ月間で、JR東日本グループのほか、IT企業など18社が参加。共同でAIの対応レベルを上げ、2020年東京五輪・パラリンピックまでの実用化をめざす。

 実験は東京、浜松町、品川、新宿、池袋、上野各駅で実施。ロボットやデジタルサイネージ(電子看板)、アプリなど計15種類のAI搭載機器が、乗り換えからお土産、グルメ情報など様々な質問を受け付ける。客とのやりとりはサーバーに蓄積され、駅員らが修正を加えていくことで、AIに理想的な対応を学ばせる仕組みだ。

 この日、池袋駅のコンコースには小型ロボットが登場。「東京駅にはどう行くの」と話しかけられると、山手線ホームの場所を答えた。JR東日本の担当者は「臨機応変に対応するには経験が浅い。お客様にどんどん話しかけてもらい、東京五輪までに育てて欲しい」と話した。(細沢礼輝)