【動画】名古屋市内では、119番通報にソフトバンク以外の電話を使用するよう消防団の広報車が呼びかけていた=里見稔撮影
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 6日に起きたソフトバンクの通信障害。各地の公衆電話には列ができ、電子マネーのチャージができない、チケットの確認ができないといった影響も出た。普段の暮らしの中で存在感を増しつつあるスマートフォンだが、使えない事態にどう備えたらいいのか。携帯電話に詳しいライターの法林岳之さんに聞いた。

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 今回ほど大規模な通信障害は珍しいですね。反応を見ていると、一人一人がもう少し知識をつけて、何かあった時に備える必要があるのでは、と感じました。

 まず、人との連絡には、複数の手段を確保しておくと有効です。携帯電話のメールだけではなく、フェイスブックやツイッターなどSNSのメッセージ機能や、フリーメールも使えるようにしておくといいでしょう。

 つながらない場合は、Wi―Fi(公衆無線LAN)を探す手があります。今は駅やカフェなど、いろんなところで、無料で使えます。ただ、パスワードのないタイプは、安全性の問題があるので、携帯電話会社がスポット的に提供しているものを利用する方がいいでしょう。また、VPNと呼ばれる暗号化アプリを入れておいて、こうしたWi―Fiを使うときだけオンにすることもできます。海外のホテルのWi―Fiを使う際にも、有効です。

 電子マネーは、チャージさえしておけば使える可能性が高いので、電車で家に帰れる分くらいの余裕は常に持たせておくとよいと思います。

 災害時をのぞけば、全ての会社の通信が使えなくなるということは考えづらいので、余裕があれば、格安モバイルでもいいので代替手段として持っておくことをお勧めします。会社と私有を分けているのであれば、別の会社を選んだ方がいいでしょう。