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 蜃気楼(しんきろう)に関わる様々な人々が集う日本蜃気楼協議会(日蜃協、木下正博会長)が、各地で撮影された蜃気楼の写真を2019年のカレンダーに仕立て、同協議会のウェブページ(http://www.japan-mirage.org/mirage_calendar/index.html別ウインドウで開きます)で公開を始めた。パソコン画面の壁紙などに利用できるという。

 写真は、今夏に会員らへ応募を呼びかけた蜃気楼の写真コンテストの入選作。愛好家らが国内外で撮影した珍しい光景ばかりだ。

 表紙を飾るのは、江戸時代には蜃気楼の名所として知られていた富山県魚津市で、対岸の建物などが長く見える様子を捉えた作品「伸びた!」。地元の石沢啓一さんが撮影した。

 現在、表紙のほかに2月分のカレンダーまで公開されている。1月分に採用された作品は「摩訶(まか)不思議」。千葉県の大木淳一さんが北海道野付半島で、四角く変形した太陽を撮影した。2月分の作品「月夜が明ける前のひととき」は、北海道の佐藤トモ子さんが、北海道斜里町で撮影した夜の蜃気楼だ。3月以降のカレンダーも順次公開される。

 日蜃協で写真コンテストを担当する宮内誠司さんは「来夏以降もコンテストを続けて貴重な蜃気楼の写真を収集・保存し、データベース化につなげたい」と話している。(米山正寛)