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 岩手医科大、金沢医科大、福岡大は8日、それぞれ会見を開き、「医学部で不適切な入試を行っていると、文部科学省から指摘された」と公表した。いずれも、特定の受験生を優遇するなどしていたという。全国81大学の医学部入試を調べている文科省は10月、「複数の大学で不適切な入試が行われている」と発表し、大学による自主的な公表を求めていた。

 岩手医科大は編入試験で、同大歯学部出身の受験生3人を優遇していたほか、今年度の一般入試の追加合格を決定する際、1人の受験生を優先的に合格させていたという。

 金沢医科大は今年度のAO入試で同窓生の子ども、北陸3県(石川・福井・富山)の高校の卒業生、現役生と1浪生に加点していたという。また、編入学試験の書類審査でも受験生が北陸3県の高校出身者かどうかや、年齢に応じて得点を調整し、一般入試の補欠合格者を決定する時に年齢を考慮していたという。AO入試と編入学試験では、このために不合格になった受験生がいたという。神田享勉(つぎやす)学長は「社会の信頼を損なうものであり、深くおわび申し上げます」と頭を下げた。

 福岡大は、受験生が高校から卒業して何年間たっているかによって差をつけ、現役生と1浪生が有利になっていたという。

 文科省の調査は、東京医科大が…

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