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 トランプ米大統領は7日、ブッシュ(父)政権で司法長官を務めたウィリアム・バー氏を、先月更迭したセッションズ前司法長官の後任に指名することを明らかにした。また、ヘザー・ナウアート国務省報道官を、今年限りで辞任するヘイリー国連大使の後任に指名する考えを表明した。

 トランプ氏はバー氏について「最初から第一候補だった」と記者団に語った。司法長官は、マラー特別検察官による米大統領選を巡る「ロシア疑惑」捜査を監督する。バー氏は、疑惑捜査に懐疑的との報道もあり、トランプ氏に考え方が近いとみられる。

 一方、米CNNは7日、ホワイトハウスの職員を統括するケリー大統領首席補佐官が近く更迭されるとの見通しを伝えた。トランプ氏との不仲が伝えられていたが、関係が修復不可能になったとみられる。

 ケリー氏は元海兵隊大将で、昨年7月、混乱するホワイトハウスに「規律」をもたらすことを期待されて就任した。だが、ケリー氏がトランプ氏を「バカ者」と陰で呼んでいたことが今年4月に米メディアで伝えられるなど、関係が悪化していた。ボルトン大統領補佐官とも折り合いが悪かったという。(ワシントン=杉山正)