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 フランス全土で大規模デモが起きる「暗黒の土曜日」は、8日で4回目になった。そろいの「黄色いベスト」を着て抗議運動に加わるのは、郊外や地方で苦しい生活を強いられている人たちが多い。彼らは何に怒っているのか。

 8日、パリ中心部のシャンゼリゼ通りにデモ隊が集まり、動きを封じようとする治安部隊との間で衝突が起きた。治安部隊は催涙弾を発射。辺りに白煙が立ちこめた。その催涙弾を投げ返すデモ参加者もいた。「マクロン(大統領)、辞任」の連呼が響き、国歌を歌う人々であふれ、暴徒が車両や植え込みに火を放った。仏メディアによると、仏全土で900人超(午後4時時点)が警察に拘束された。

 パリから300キロ離れた仏東部ナンシーから8日朝駆けつけた男性(35)は「自動車工場で働いて毎月の手取りが1300ユーロ(約16万7千円)。貯金なんて全く無理。マクロンは底辺の人々の暮らしをまったく気にしていない。マクロンは貧しい人々を愚かだと思っているだろうが、そうではない」と憤った。

 政府は8万9千人の治安部隊を動員。装甲車も登場した。エッフェル塔やルーブル美術館、デパートなどは暴動を恐れ、軒並み閉鎖。大規模デモは11月17日から毎週土曜に繰り広げられており、仏メディアは「暗黒の土曜日」と呼ぶ。

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