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 兵庫県西脇市の市岡之山(おかのやま)美術館で9月から開催予定だったものの、美術館側の不手際が原因で延期されていた同市出身の美術家・横尾忠則さん(82)の特別展が来年1月6日から開かれることになった。作品の制作日に準備役の美術館職員が遅刻し、横尾さんが「制作意欲をそがれた」と作業をとりやめる経緯があったが、横尾さん側からの申し入れで制作が再開され、作品が完成したという。

 特別展は「横尾忠則 西脇幻想展」で、3月24日まで。ふるさと西脇市をイメージした横尾さんの紙すき作品など約60点を展示する。当初は9月28日に開幕する計画だったが、作品を制作する予定だった日に材料を運ぶ職員の到着が約30分遅れ、横尾さんはホテルに引き揚げた。同美術館の担当者は「横尾さんやファンの皆さまにご迷惑、ご心配をかけた。素晴らしい展示会にしたい」と話した。(直井政夫)