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杉本昌隆七段の「棋道愛楽」

 明けまして、おめでとうございます。今年も本欄をよろしくお願いいたします。

 将棋の世界では毎年1月5日に「指し初め式」があります。会社での「仕事始め」のようなもので、棋士や棋戦を主催する新聞社などのスポンサー、将棋関係者が集まります。

 東京では、まず将棋会館の近くの鳩森(はとのもり)八幡神社で「将棋堂祈願祭」があります。将棋連盟会長やタイトルホルダーらが集まり、将棋界の発展や棋力向上を祈る儀式が厳粛に行われます。

 指し初め式は一対一の対局形式。棋士や関係者がリレー将棋のように数手ずつ交代で指し進めます。新年の縁起ものなので、勝負を決する終局までは指さないのが暗黙の了解です。

 私や藤井聡太七段が所属する関…

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