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 スポーツの試合をジャニーズの劇場で――。フェンシングの全日本選手権決勝が9日、東京グローブ座(新宿区)で開かれた。マイナー競技のフェンシングを観客が存分に楽しめるようにするにはどうしたらいいか。スポーツ大会では珍しい演出をふんだんに盛り込んだイベントとなった。

 午後1時、劇場ならではの開演のブザーが鳴り響いた。フェンシング選手の衣装をまとったダンサーが踊り、DJが音楽を奏でる。音楽ライブイベントの雰囲気で大会は始まった。ライトアップされる中、決勝に出場する12選手が登場すると、会場は一気に盛り上がった。

 フェンシングを初めて見に来た人のためのルール説明があり、館内のラジオ放送では試合の解説も聞ける。選手の入退場時には、音響や光を使って盛り上げた。剣先の動きをスローで見せる演出もあった。

 選手の緊張感がわかるように、大型スクリーンでは選手の心拍数も表示した。試合後、心拍数の変化のグラフを見ながら優勝者が戦いを振り返る場面も。男子サーブルで優勝した徳南堅太(デロイトトーマツコンサルティング)は「試合の序盤に低かった相手選手の心拍数が後半に急に上がっているのが見えた。相手が焦っているとわかって逆に落ち着いてできた」と語った。

 「今まで見たことがない観戦環境を作ってフェンシングを盛り上げたい。これがスポーツ大会なのか、と議論になるぐらいでいい」。こうした趣向は、日本協会会長に昨年、就任した太田雄貴氏(33)の発案だ。

 種目ごとに1回戦から決勝までを同じ日にやるのが通常の大会だが、昨年から全ての決勝をまとめてやる方式に変更。さらに、今年からは決勝だけ会場を変えた。会場には、ジャニーズ事務所が所有する東京グローブ座を選び、演出をしやすくした。

 会場を劇場にしたのは「客席と…

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