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 埼玉スタジアムで9日にあった第98回天皇杯全日本サッカー選手権決勝で、浦和レッズはベガルタ仙台を1―0で破り、12大会ぶりの優勝を果たすとともに、来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)への出場権を獲得した。気温6度と冷え込む中、集まった約5万人のサポーターは息詰まる接戦に熱く燃えた。

 試合は前半13分、相手のクリアをMF宇賀神友弥選手がダイレクトで鮮やかなボレーシュートで決めて先制した。GK西川周作選手のファインセーブなど好守も光り、そのまま今大会4試合連続の完封勝ち。終了の笛が鳴ると、サポーターは歓喜の声を上げた。

 夫婦でサポーターという春日部市の会社員平静栄さん(50)は、病気で入院中の夫が買ったチケットを手に、この日は1人で応援。「レッズも勝った。夫も病気に勝ってくれるはず」と笑った。さいたま市浦和区の槙仁さん(71)は夫婦で応援し「昨年同様、ACL制覇のポスターを家に飾りたい」と、3度目の優勝に挑む来季のACLに期待した。(米田悠一郎)