最期の言葉は「息ができない」 記者殺害現場の録音か

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ワシントン=杉山正
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 サウジアラビア人記者のジャマル・カショギ氏がトルコ・イスタンブールのサウジ総領事館で殺害された事件で、米CNNは9日、カショギ氏の最期の言葉は「息ができない」だったと報じた。殺害現場での録音の書き起こしを読んだ関係者が明らかにしたという。

 カショギ氏は今年10月、結婚手続きの書類を受け取るため、婚約者を外に待たせて1人で総領事館に入った後、館内で殺害された。

 CNNによると、総領事館でカショギ氏を出迎えた人物が「あなたを(サウジに)帰国させる」と告げると、カショギ氏は「そんなことはできない」と反発。その後、数人がカショギ氏に襲いかかったとみられ、カショギ氏が「息ができない」と繰り返した後、「叫び声」が続いた。

 カショギ氏の死亡後は、遺体を切断しているとみられる人物が他の実行犯メンバーに「イヤホンをつけろ。私のように音楽を聴け」と促す様子も録音されているという。また、メンバーが現場から少なくとも3回、電話をかけ、「事は終わった。そちらに伝えてくれ」などと発言した様子も録音されているという。相手はサウジのムハンマド皇太子の側近とみられる。

 米国では、複数の主要メディ…

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